海外積立と比較される確定拠出年金(日本版401k)について調べてみたら、国内だったらこれが一番いいんじゃないかと思った

2016年12月14日

海外積立は日本で例えるなら確定拠出年金(日本版401k)が近い存在と言われ、紹介者のセールストークの一つとして使われています。ですが確定拠出年金の簡単な話だけ聞いて、実際どんなものかを聞く機会は少ないと思います。確定拠出年金の大まかな話は知っていますが、私も正直薄っぺらい内容しかしらないので調べてみました。

確定拠出年金(日本版401k)とは

2001年10月から新たに施工された年金制度です。日本版401kとも呼ばれておりアメリカの確定拠出年金制度と構造は似ています。
異なるのはアメリカは従業員がお金を出し、日本は企業がお金を出します(個人向けもあります)。そしてアメリカの場合は会社が従業員に投資教育を行っていますが、日本では説明はしているかと思いますが教育まではいってないと思われます。

では確定拠出年金とはどんな内容なのでしょうか?

確定拠出年金の仕組み

確定拠出年金は企業が将来の従業員の退職金(年金原資)として多くの企業が取り組んでいます(個人向けもあります)。
今現在の年金は賦課方式と言って現役世代が65歳以上の方の年金を支払っている形をとっていますが、確定拠出年金は自分の為に自分の為に積立をしていく方式をとっています。ただお金を積み立てているだけではなく、自分で商品の選択・運用をして増やしていく要素が強い年金制度です。

通常の年金はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によって運用されていますが、これは個人が運用して増やすので自己責任は強いです。言い換えれば自分次第で増やすことも減らすことも出来てしまう年金なのです。

確定拠出年金のメリットとは

自分で運用するリスクがありますが、確定拠出年金は優遇されている大きな点があります。
それは所得税の掛け金全額控除と税金です。この2点の優遇はとても大きく実質的な運用利回りに影響していきます。

所得税から掛け金が全額控除されれば、それだけでも節税に繋がります。本来投資した場合、キャピタルゲイン税と言うものが利益の20%に毎年課税されるのですが確定拠出年金は運用して利益を出すにも関わらずその税金は免除(受取時に課税はされます)されるので複利効果で増えるスピードが大きく変わってきます。

確定拠出年金のデメリットとは

そんなよさそうな確定拠出年金ですが、メリットだけでなくデメリットとなる点もあります。

確定拠出年金は年金と付いているだけあって60歳まで引き出すことが出来ません。そして途中解約もできません。確定拠出年金は国民年金、厚生年金で足りない部分を補うためにありますので60歳までは使う事ができないのです。
60歳まで収入、預貯金に余裕があればいいのですが自由に使えないのは痛いところでもありますね。

そしてもう一つは原則自分で運用を行う。どういう事かというと確定拠出年金は運用をして増やす要素がある年金です。毎月の支払額を預貯金のように積み立てるのではなく、投資信託、ファンドなどの金融商品を購入していきます。その金融商品の値上がり、値下がりによって価格変動があり年金が増えたり減ったりします。自分で運用して増やすには生半可な知識では難しいと思われますが控除と税金優遇、運用がはまれば大きく増える可能性も持っているので魅力的ではありますね。

メリット

・全額所得税から控除される
・税金が優遇されている

デメリット

・60歳まで引き出せない
・途中解約ができない。
・自分で運用するので資金が目減りする可能性がある

まとめ
確定拠出年金は自分の年金のみを目的としてはじめるならとてもいい制度だと思います。
ドルコスト平均法、複利の恩恵も受けれますし、税金の控除、優遇があります。運用を自分でしないといけない事を差っ引いてもほかの資産形成に使われる保険や投資商品よりはいいと思います。

私も海外積立をやっておらず企業が確定拠出年金を採用してたら加入していたかもしれませんね。